Dec
19
論理学友の会例会#19
Registration info |
スピーカー Free
Standard (Lottery Finished)
リスナー Free
FCFS
リスナー(質問権利者) ¥500 (Pre-pay)
FCFS
|
---|---|
About Prepayment |
About Prepayment Contact Info: (Only shown to attendees.) |
Cancel/Refund Policy: 払い戻し不可とさせていただきます。 |
|
Print receipt data: 発行する (詳しくはこちら) |
Description
論理学友の会は、数理論理学を中心としつつも、コンピューターサイエンス・哲学など様々な意味での 「論理学」 に興味を持った方々が集まってできています。
本会の中心は、 様々な形で論理学に興味をもった方が集まり、 毎月後半のいずれかの日曜日にオンライン(Zoom)にて、ちょっとした論理学に関する発表をする例会にあります。
さて、その19回目となる例会の要項です。
開催日時
12/19(日)14時から18時
タイムテーブル
- 13:30 開場
- 14:00 開会・運営からのお知らせ
- 14:30 西村さんゲスト講演「「暫定的な結論」の上手な取扱い」(発表45分、発表時間15分(目安))
- 14:45 川井報告「論理学友の会のこれまで」(発表時間未定)
過去の発表
参加
このページより参加登録いただきますと、 当日開場時にconnpassより会場の詳細がメールにて届きます。
connpass運営からのメールを受信できるように設定しておいてください。
ゲストスピーカー
12月例会のゲストスピーカーは大阪大学で法哲学・法情報学を研究なさってます、西村友海さんです! reseachmap
論題
「暫定的な結論」の上手な取扱い
概要
日常生活において、我々は不十分な情報から何かしらの推定や推測を含むような推論を行い、それに基づいて行動している。このような推論によって得られる結論は、それがまさに推定や推測に基づくが故に、将来的には撤回されうるような「暫定的な」結論である。「暫定的な結論」の導出とはこのようにありふれたものであるが、それにもかかわらず様々な問題と関連している。
例えば、暫定的な結論は(将来的には)それに反する結論が導出される余地を残す点で矛盾の導出と関係しているから、暫定的な結論の導出を可能とする推論システムは、何らかの意味で矛盾に対する耐性がなければならない。また、暫定的な結論を覆すような新たな結論は前提となる知識が異なる他者から与えられることもあるから、対話的推論のような複数主体によって遂行される推論にも関係している。さらに、新たな結論が当初の結論を覆すに値するか否かといった問題を考える際には、例えば推論の「強さ」のようなものを比較するための基準や道具立ても必要になるかもしれない。このように、「暫定的な結論」をどう取扱うかといった問題は、様々な広がりを持った問題である。
本報告では、こういった問題の全てを扱うことはできないが、法的推論の形式化に関する研究を通じて、「暫定的な結論」の取扱いに関するこういった広がり方を簡単に解説することを狙う。
募集
リスナー
途中の入退室は自由ですので、お気軽にご参加ください。 ただし下記「YouTube公開について」をご参照ください。
スピーカー
発表に関して時間や内容の制限はありません。 特に論理学に関する初歩的な質問や疑問を尋ねるような発表を してくださる方がいたら大歓迎です。
ただし 発表時なんらかの資料があることが必須 であり、 可能ならそれを事前配布していただきたく思います。
発表で顔を出す必要はありません。 資料を表示して声だけで発表してくだされば十分です。 顔を見せたい方は見せてもいいですが、 以下の「YouTube公開について」をご参照ください。 また、 変声機械やボイスロイドの使用もご自身で可能なら、 特に制限するものではありません。
発表希望の方は、その旨と以下をquawai@me.comまでお伝えください。
- 論題(仮タイトル可)
- 発表内容の概要
- 発表したい時間帯ないし順番のご希望
- 発表時間の目安(順番決定などの参考にします)
- すでにある場合は発表資料
質疑応答時間の設置
例会終了後、数学全般の質問を論計舎講師が受け付けるコーナーを設けます。 1時間ほどを予定しています。 まず講師が自己紹介を兼ねて好きな初歩的な定理を証明のスケッチとともに紹介し、 その発表に関係あってもなくても質問を受け付けるという形式を予定しています。 可能であればまず無料で証明のスケッチを紹介し、 有料参加にのみ一定の証明と質疑応答時間を提供させていただきます。
繰り返しになりますが、下記の通りに質問内容は数学の内容から数学の学び方など幅広く受け付けます。
こちらにご参加いただくには有料(500円)の「リスナー(質問権利者)」からご登録ください。
有料ですが、返金不可能であることご注意ください。
回答者は代表川井と論計舎講師牟田が行います(link)。
質問についてとくに制限を設けるものではありませんが、 他の参加者の権利を侵害していると判断した場合などは回答をお断りさせていただきます。
また答えられない難しい質問などについては、 後日調べるなどして可能な限りでお答えさせていただきますが、 「回答・解説に満足がいかなかったから返金」といったことは不可能です。
これは進行の都合上、参加者様個人の質問回答を途中で打ち切らせていただき、次の参加者様の質問機会を優先することがあるためです。 従って可能な範囲での後日のフォローを努力目標とさせていただきます。
告知時間の設置
就活のアピールやご自身が作られたプロダクト、運営しているコミュニティーの宣伝などにご活用ください。告知・宣伝をしたい方は参加登録時のアンケートでお知らせください。
この時間はYouTubeアーカイブ公開を考慮しております。
- Alweさん「Goodsteinの定理」
- 松本さん「直観主義論理の連言断片」
- Udatsuさん「時制論理のタブロー法」
- yak_exさん「Coqのふんいき」
- 松本さん発表「Church Rosser性の証明」
- 川井連続発表「カリーハワード対応から始める数理論理学」(プレイリスト)
- Aaronさん連続発表「ラムダ計算でコーディング」(プレイリスト)
YouTube公開について
この度本会では、以前より行っていたYouTubeでのアーカイブ投稿について、ガイドラインを改定、明確化することに致しました。
主な理由は二点です。
第一には、これから更に多くの発表者を迎え、そしてアーカイブを公開したいということです。
現在までも多くの発表、アーカイブの公開を行ってきていますが、ガイドラインの明確化は更に多くの人に安心して発表いただき、それをアーカイブさせて頂くために必要です。
そしてより重要な第二の理由は、本会において新規性を持った発見や、そのような研究計画に関する発言が行われる可能性があることです。その際に無差別なアーカイブは、彼らの利益を危険に晒しえます。これは発表者に限らず、発表に関する質問や意見、提案、コメントとしての聴衆の発言も保護しなくてはならないと考えています。
以下が変更後のガイドラインの概要です。
ガイドライン
- 論理学友の会(以下本会)における発表者(以下発表者)と本会の合意がある場合、その両者の共同によりその発表を録画または録音することができる。
- 発表者は本会に対して前項の録画、録音行為で得た動画、または音声ファイルを請求できる。
- 前前項で得られた動画または音声ファイルは、発表者の許諾によって、編集の上、YouTube上でアーカイブとして公開(既に行われているものと同様に本会の代表の個人YouTubeアカウントによる。)する。発表者は公開前に動画、音声を確認し、一部または全部の破棄を要求できる。この要求に本会は従わなくてはならない。また発表者は発表に用いた資料などを動画、音声ファイルに付随して公開するように請求することもできる。
- 発表者は動画、音声やそれに附随する資料等を、前項の本会によるアーカイブではなく、自身の名義(実名、通名、ペンネームは問わない)としていずれかの形式で公開しても良い。ただし個人での公開、使用を原則とする。但し学術的な目的でその情報を他団体の名義で公開、使用することを希望する場合は、本会にその旨を届け出、個別の審議の上で可否の決定を受けるものとする。
- 発表者は前項によって個人的に公開した情報へのアクセス(URLなど)を本会に提供しても良いが、その義務は負わない。また前前項の本会によるアーカイブ公開と前項の個人による公開の両方を行っても良い。
- 録画、録音を行う発表では質疑応答の部分は録画、録音を中止するか、破棄する。これは聴衆、質問者の発見の保護のためである。ただし、明示的にとった質疑応答時間以外での(所謂「口を挟んだ」形の)発言についてはこの限りではない。これは前項の個人利用の場合でも同様の対応を行うことを推奨する。個人間の係争に関して本会は一切責任を負わない。
発表者
Media View all Media
If you add event media, up to 3 items will be shown here.
Feed
2021/12/13 23:46
12月例会のゲストスピーカーは大阪大学で法哲学・法情報学を研究なさってます、西村友海さんです! 法的推論に見られる「例外的な事情による当初の推論の撤回」という現象の形式化を通じて、計算機科学の研究成果が法哲学の議論とどう繋がるのか、お話いただきます!
2021/12/13 23:46
12月例会のゲストスピーカーは大阪大学で法哲学・法情報学を研究なさってます、西村友海さんです! 法的推論に見られる「例外的な事情による当初の推論の撤回」という現象の形式化を通じて、計算機科学の研究成果が法哲学の議論とどう繋がるのか、お話いただきます。
2021/12/10 08:28
12月例会のゲストスピーカーは大阪大学で法哲学・法情報学を研究なさってます、西村友海さんです! 法的推論に見られる「例外的な事情による当初の推論の撤回」という現象の形式化を通じて、計算機科学の研究成果が法哲学の議論とどう繋がるのか、お話いただきます。
2021/11/18 13:31
12月例会のゲストスピーカーは大阪大学で法哲学・法情報学を研究なさってます、西村友海さんです! 法的推論に見られる「例外的な事情による当初の推論の撤回」という現象の形式化を通じて、計算機科学の研究成果が法哲学の議論とどう繋がるのか、お話いただきます。